はじめに
先日作ったポートフォリオダッシュボードに、インデックス比較機能を追加しました。
自分のポートフォリオの推移を、日経平均・TOPIX・オルカン(全世界株式ETF)と並べて表示する仕組みです。
ポートフォリオページ で実際に確認できます。
なぜインデックスと比較するのか
個別株をやっている以上、避けて通れない問いがあります。
「オルカンを買って放っておくだけの方が、成績が良いのではないか」
これは個別株投資家なら誰もが一度は考えることだと思います。
私が個別株を持っている理由は、大きく2つあります。
1つ目は、インカムゲイン(配当)を重視していること。キャピタルゲイン(値上がり益)は予測が難しいですが、配当はある程度予測しやすい。安定した配当を出し続けている企業を選んで、地味にコツコツ受け取る。これが自分の投資スタイルに合っています。
2つ目は、株主優待がもらえること。これは数字には表れにくいですが、自分の中では効用がとても高い。優待で届く商品や割引券は、家計に地味に貢献してくれます。
つまり、キャピタルゲインだけで市場平均と競争するつもりはなくて、**配当+優待を含めた「総合的な満足度」**で個別株を選んでいます。
それでも比較は必要
とはいえ、市場平均よりあまりにも成績が悪ければ、考え方を変えなければいけないと思っています。
配当と優待が魅力的でも、元本がどんどん減っていくようでは本末転倒です。
だからこそ、インデックスとの比較を常に可視化しておきたい。
「自分のポートフォリオは、市場全体と比べてどう動いているのか」
これを感覚ではなく、数値で見る仕組みが欲しかった。今回追加したのが、まさにその機能です。
比較の仕組み
比較対象として選んだのは以下の3つです。
- 日経平均(^N225): 日本の大型株225銘柄の指標
- TOPIX(1306.T ETF): 日本市場全体の指標
- オルカン(2559.T ETF): 全世界株式の指標(円建て)
ポートフォリオダッシュボードでは、ある基準日を100として、自分のポートフォリオとこれら3つの指数を同じグラフに重ねて表示しています。
同じスタートラインから比較するので、「自分は市場平均より良いのか悪いのか」が一目で分かります。
初期データを見ての所感
まだ数日分のデータしかありませんが、ひとつ感じていることがあります。
自分のポートフォリオが目指しているのは、インデックスよりもボラティリティ(値動きの幅)が低く、確実に上昇する構成です。
配当重視・優待銘柄中心のポートフォリオは、急騰はしにくいけれど、急落もしにくい。市場全体が下がった日でも、自分のポートフォリオはそこまで下がらない。
わずか数日のデータではありますが、今のところそのような方向性になっているのではないかと期待しています。
これが1ヶ月、3ヶ月、1年と積み重なった時に、どんなグラフになるのか。それを見届けるのが、この比較機能の本当の価値だと思っています。
今後やりたいこと
インデックス比較を始めたことで、次のステップも見えてきました。
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判断基準の数値化: 「市場平均に対してN%以上アンダーパフォームが続いたら構成を見直す」のような、自分なりのルールを設定したい
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ボラティリティの可視化: 自分のポートフォリオと各インデックスの標準偏差を比較して、本当に「低ボラ」を実現できているか検証したい
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配当込みトータルリターンでの比較: 現在は株価ベースの比較ですが、配当を含めたトータルリターンで比較すれば、配当重視の戦略がどれだけ効いているかも見えてくるはず
いずれも、データが溜まってから取り組む予定です。
まとめ
インデックスとの比較機能は、自分の投資判断を客観的に評価するための道具です。
市場平均に勝つことが目的ではなく、自分の投資スタイル(配当重視・低ボラ・優待活用)が、長期的に合理的かどうかを確認するための指標として使っていきます。
数日のデータではまだ何も言えません。でも、毎日17:15に自動更新されるこのグラフを眺めながら、「地味にコツコツ」が正しかったのかどうかを、数字で確かめていきたいと思います。